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チェルシー監督、王者襲う“2年目のジンクス”打破を宣言 「モウリーニョ・シーズンは避けたい」
コンテ監督がプレミアで過去2シーズン続く「優勝→翌シーズン解任」の不吉な流れに言及
チェルシーのアントニオ・コンテ監督は、昨季就任1年目にしてプレミアリーグ制覇を成し遂げた。過去2シーズンの優勝監督、ジョゼ・モウリーニョ監督とクラウディオ・ラニエリ監督は1年持たずにそのクラブの職を失ったが、イタリアの名将は「モウリーニョ・シーズンは避けたい」と語り、前任者の轍は踏まないと意気込んでいる。英公共放送「BBC」が報じた。
チェルシーは2014-15シーズンにモウリーニョ監督の下でプレミアリーグ制覇を成し遂げた。しかし、翌15-16シーズンには一時降格圏寸前まで沈む大不振に陥り10位に終わった。同年にラニエリ監督が率いたレスター・シティが快進撃を見せてリーグ初優勝を果たすも、やはり翌シーズンは残留争いに巻き込まれるなど苦戦を強いられ、12位でのフィニッシュとなった。モウリーニョ監督、ラニエリ監督ともにディフェンディングチャンピオンとして臨んだシーズン途中で解任されている。
コンテ監督は「2季前にチェルシーは10位で終わった。そのようなことは再び起きない」と堂々と宣言。「難しいことは分かっている。確かなことは、我々はモウリーニョ・シーズンを避けたい」と前任者の失敗を引き合いに出して語っている。
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