初陣2ゴールのポドルスキが神戸ファンの声援に感謝 「言葉にできないくらい嬉しい」

大宮とのデビュー戦にフル出場 左足ミドルとヘディング弾でネット揺らす

 これぞドイツ代表のエースを張ったゴールハンターの実力だ。29日に行われたJ1リーグ第19節ヴィッセル神戸対大宮アルディージャ戦に、元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキが先発フル出場して2ゴール。3-1の勝利に貢献した。試合後には、満員のファンに対して感謝の言葉を告げた。

「最初の試合で2点も取って、3-1で勝ったというのは言葉にできないくらい嬉しいです」

 試合後のフラッシュインタビューで、ヒーローとなったポドルスキは開口一番こう話した。Jリーグデビュー戦ということもあり、本拠地のノエビアスタジアム神戸には満員の観衆が詰めかけた。この日は、あじさいピンクという珍しい色のユニフォームでピッチに立ったポドルスキは、キックオフからFW渡邉千真との2トップを形成する。

 立ち上がりの前半2分にはロングボールに対して最終ラインを抜け出す動きを見せるなど、果敢な姿勢を見せた。同42分、ゴール正面約27メートルの位置で直接FKのチャンスを得ると、キッカーを務めたのはポドルスキ。しかしこれは壁に当たってCKとなると、顔を覆って悔しがった。

 そして後半4分、ポルディの左足がついに唸りを上げる。ペナルティーエリア内での細かなパス回しから渡邉のシュートがこぼれたセカンドボールを受けると、ペナルティーエリア外から鋭く左足を振り抜く。代名詞とも言える強烈なミドルシュートがゴール右隅に突き刺さり、先制点をゲットした。

 

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