磐田が怒涛のゴールラッシュで13年ぶり6連勝! 5失点の川崎は今季ホーム初黒星

攻撃陣爆発の磐田が敵地で5-2と川崎を撃破

 29日に行われたJ1第19節で川崎フロンターレとジュビロ磐田の好調チーム同士が激突し、2ゴールのMF川辺駿や2得点を演出した司令塔MF中村俊輔ら攻撃陣が爆発したアウェーの磐田が、5-2で圧勝した。名波浩監督率いるサックスブルー軍団が、リーグ戦では13年ぶりとなる6連勝を飾った。

 リーグ3位の川崎は3連勝中で、引き分けを挟んで5試合負けなし。5連勝中とJ1で今最も勢いのある7位磐田が、敵地等々力に乗り込んでの一戦となった。

 試合が動いたのは前半8分だった。右サイドの中村俊から優しいパスを受けたFW川又堅碁が左足のヒールで流すと、ペナルティーエリア内に抜け出した川辺が右足のシュートをゴール左隅に叩き込んだ。大雨が降りしきるなかで、3選手の絶妙な連携から磐田が均衡を破った。

 しかし、ホームの川崎もすぐに反撃。同12分にMF中村憲剛の左CKからDFエドゥアルドがヘディングシュート。磐田GKカミンスキーに弾かれたこぼれ球を、MFエドゥアルド・ネットが左足で蹴り込んで同点とした。横浜F・マリノスと並んでリーグ最少失点(15)だった磐田は、4試合ぶりの失点となった。

 1-1のタイスコアから突き放したのは磐田だった。同24分に左サイドのCKで中村俊から正確なクロスがファーサイドに届けられると、DF櫻内渚が頭で合わせてゴールネットを揺らす。前半を2-1で折り返すと、後半はよもやの一方的な試合展開となった。

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング