本田の恩師ミハイロビッチ監督が超絶FK披露 米メディア絶賛「才能は色褪せていない」

イタリア北部ボルミオで合宿中のミハイロビッチ監督、弾丸FKを次々叩き込む

 セリエAトリノのシニシャ・ミハイロビッチ監督は、ラツィオやインテルなどで活躍した現役時代にDFながらもFKの名手としてその名を馳せた。直接FKでハットトリックも決めたことがあるレフティーは史上最強のFKキッカー企画で、ジュビロ磐田の元日本代表MF中村俊輔とともに上位にランクインするレジェンドでもある。

 2005-06シーズンに現役引退し、15-16シーズンにはACミランの監督として日本代表FW本田圭佑を指導した鬼軍曹だが、イタリア北部ボルミオで合宿中に指揮官が華麗な直接FKを披露した。ゴール前約19メートルの距離から左足を振ると、高速の弾道でゴール左隅に次々と叩き込んだ。GKは反応するもボールに触れず、苦笑いするしかなかった。

 現役時代と変わらない左足の衝撃を、トリノの公式サイトは「ミステルのFK、なんて壮観なんだ!」と動画で紹介している。

 イタリアメディア「イタリアン・フットボールTV」や米スポーツ専門テレビ局「ESPN」もこの超絶FKを紹介。また、ESPNでは「トリノのボス、シニシャ・ミハイロビッチがFKのマスタークラス(上級特別クラス)をチームのために開く」と特集。「監督業に10年前に移行したが、シニシャ・ミハイロビッチは彼が引退後も圧倒的なフリーキックの才能は少しも色褪せていないことを証明した」と称賛されている。

 圧巻のFK精度を誇示した指揮官だが、その左足の技術は今も健在のようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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