浦和、R・シルバ流出の可能性浮上 スペイン1部ジローナが熱視線と伊メディア報道
今季新潟から加入したR・シルバ、リーグ戦で8得点を挙げるなどゴール量産も…
リーグ戦8位と不振に苦しむJ1浦和レッズに、今季加入のブラジル人ストライカー流出の可能性が浮上している。イタリアの移籍情報サイト「カルチョメルカート」が報じた。
浦和は今季の補強の目玉としてJ1アルビレックス新潟からFWラファエル・シルバを獲得。ここまでリーグ戦15試合で8得点を挙げ、AFCチャンピオンズリーグでもゴールを量産している。一方で、25歳のストライカーにはスペイン1部のジローナも熱視線を送っているという。
記事では、浦和が求める移籍金は最低でも500万ユーロ(約6億5000万円)で、まだジローナからそれをクリアするだけの条件提示はないと記されている。クラブ間での条件差は埋まっていないが、約2週間前から動いているジローナも交渉は打ち切っておらず、「そう簡単には諦める気がない」として、獲得への意志は消えていないと報じている。
シルバは2014年8月に新潟が獲得し、Jリーグは今季で4年目。それ以前はスイスのルガーノで2年間プレーしてリーグ29試合12ゴールと、ヨーロッパでの経験も持っている。
リーグ19試合で34失点と守備崩壊に苦しむ浦和だが、ストライカーの流出危機にも直面している模様だ。シルバは累積警告による出場停止で、29日のJ1第19節・コンサドーレ札幌戦は欠場。浦和にとって厳しい状況が続いている。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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