ミラン構想外のバッカ、マルセイユと個人合意も… 移籍金巡りクラブ間交渉は膠着状態

バイエルン戦で起用されず、指揮官も「移籍市場での動きも念頭にある」と発言

 ACミランのコロンビア代表FWカルロス・バッカは、昨季までのエースの立場から一転、放出対象という厳しい状況に陥っている。日本代表DF酒井宏樹が所属するマルセイユが獲得に動いているが、互いの提示する条件に差があり、交渉は難航しているようだ。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が報じている。

 ミランはインターナショナル・チャンピオンズカップでドイツ王者バイエルン・ミュンヘンを相手に4-0という鮮烈な勝利を収め、新シーズンへの期待を高めている。

 しかし、バイエルン戦でバッカは起用されなかった。ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督は試合前の時点で起用しないことを明言。「この選択は移籍市場での動きも念頭にある」と、新シーズンの戦力として計算していないことを仄めかした。

 記事によれば、そのバッカに対して獲得への意志を見せているのがマルセイユだ。すでに年俸350万ユーロ(約4億5000万円)の条件で個人合意を取り付けているものの、ミランとマルセイユのクラブ間交渉では条件差が発生しているという。

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング