東京五輪OA枠で闘莉王がサプライズ選出!? 鈴木啓太がゴール量産中の“闘将”を推薦
東京五輪の開催3年前記念イベントで、元同僚の鈴木氏と軽妙なトークを披露
J2京都サンガF.C.の元日本代表DF田中マルクス闘莉王は、2020年東京オリンピック・パラリンピックで一部競技が開催される埼玉県の五輪スペシャルアンバサダーに就任した。
闘莉王は今季、その高い決定力を生かすため、FWに配置転換された。現在キャリアハイの12ゴールを挙げ、得点ランキングで3位につけており、2020年に開催される東京五輪のサッカー日本代表にオーバーエイジ枠での選出を期待する声も上がっている。
24日にさいたま市内で東京五輪の開催3年前記念イベントに出席した闘将は、浦和レッズ時代の同僚である鈴木啓太氏とのスペシャルトークショーに参加。超攻撃的DFとして知られる闘莉王が前線に上がった際、絶妙なカバーリングでスペースを埋めた「水を運ぶ男」との軽妙な掛け合いで会場は大いに盛り上がった。
最初にテーマに挙がったのは、2004年アテネ五輪の思い出だった。本大会で全3試合に出場した闘莉王に対し、アジア予選でキャプテンとして戦ってきた鈴木氏は、18人のメンバーから外れてしまった。
「選手として、五輪に出場するチャンスは1回か2回しかないんですよね。そのなかで、自分が予選を戦ってきて(本大会に)出られなかったのは悔しい思いはあるんですけど、ただそこで自分は成長できたと思います。闘莉王が(メンバー入りの)会見の時に、僕のユニフォームを着て『一緒に行ってくるぞ』と言ってくれたんですよね。その時に初めて良いヤツだなって思いました」