モウリーニョ監督が警戒するクラブとは? 新戦力ゼロも「望んだ選手を全員キープ」

ポルトガル人指揮官はオフに大金を投じたシティよりもトットナムを警戒か

 今夏もプレミアリーグでは2億2000万ポンド(約320億円)を投じたマンチェスター・シティをはじめ、多くのクラブが大型補強に動いている。新シーズンの覇権争いはますます熾烈になりそうだが、マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督はここまで新戦力ゼロのライバルに警戒心を抱いているようだ。英紙「ガーディアン」が報じている。

 ユナイテッドは7500万ポンド(約110億円)で新エースとしてベルギー代表FWロメル・ルカクを獲得。昨季6位に終わった雪辱を果たすべく、2012-13シーズン以来のリーグ制覇を目指す。記事によれば、モウリーニョ監督は「我々はタイトル獲得候補ではあるが、有力候補だとは思っていない」としたうえで、ライバルクラブの動向にも言及したという。

「みんなマン・シティの投資額について話しているが、投資面で驚くべきクラブが他にもある。トットナムだ。ここまで彼らが使ったのは0ポンドだろう? そしてデレ・アリ、(ハリー・)ケイン、(トビー・)アルデルヴァイレルト、エリック・ダイアーを残し、望んだ選手を全員キープしている」

 ポルトガル人指揮官は、ユナイテッドが獲得を狙っていたMFダイアーをはじめとした主力の慰留に成功しているトットナムへの警戒を示した。

 

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