1試合平均は1・304点、ベルルスコーニ政権下で最低の数字

　現在11位で目標の欧州リーグ進出圏の5位まで勝ち点7差。記事では23試合終了時点での成績の比較でここ30年間で最低というデータを紹介している。

　現在の平均勝ち点は1・304。ガゼッタ紙はこれについてベルルスコーニ会長がミランを買収以来、最悪の勝ち点であることに言及。1984年から87年シーズンまで指揮を執ったスウェーデン人指揮官の故ニルス・リードホルム監督の86-87年シーズン以来の沈みぶりだとしている。

　日本代表FW本田圭佑もガゼッタ紙の採点で単独最低点の「4点」を与えられるなど、なかなか結果を出せずに、チームの勝利に貢献できていない。再びインザーギ監督が解任の危機に立たされたミラン。名門を侵す“病魔”は深刻な様子だ。

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文　text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images