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インテルがビダル獲得に向けて65億円を用意か 今夏補強の目玉として熱視線
ユベントス時代にセリエAで豊富な実績
日本代表DF長友佑都が所属するインテルは、今夏補強の目玉としてイタリアで豊富な実績を誇る実力者の獲得に、本腰を入れている模様だ。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。
インテルが狙っているのは、バイエルン・ミュンヘンのチリ代表MFアルトゥーロ・ビダルだという。ビダルはユベントスで中盤の要としてリーグ連覇に貢献していたが、2年前の南米選手権中に飲酒運転で自動車事故を起こした。イタリアの大手自動車メーカー「FIAT」との関係が深いユベントスは、この不祥事を起こしたビダルの放出を決断し、あっさりとバイエルン行きが決まった。
そうした背景を持つビダルだが、インテルは中盤の補強のなかで必要不可欠な存在として5000万ユーロ(約65億円)の資金を供出。バイエルンとの交渉に全力を傾けるとされた。
同じミラノに本拠地を持つACミランが、昨季終盤に株式売却で得たチャイナ・マネーを背景に大補強を展開していることもあり、インテルはこの夏の移籍市場ではやや影が薄い存在になっている。しかし、インテルも1年前の株式売却でチャイナ・マネーを得て、潤沢な資金が手もとにある状態となっている。来月末までの移籍市場で、大きな動きを見せることになるのだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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