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レアル退団後に輝いた11人を英メディア選出 ハメス、モラタも偉大な系譜に続くか
宿敵バルセロナで躍動した例も
10代の頃からレアルの下部組織に所属していたエトーはなかなか出番に恵まれず、マジョルカなどへの武者修行を繰り返された。その愛憎もあってか、宿敵バルセロナに移籍して主力に定着した際はレアルを誰よりも敵視したことで知られる。
そして2000年代後半のエース候補として期待されたイグアインは、レアルでの264試合で121ゴールとまずまずの成績を残したものの、13年にナポリへと放出。セリエAの方が水にあったのか、ナポリ、そして昨夏9000万ユーロ(約105億円)もの移籍金でユベントスに加入し、ゴールゲッターとしての地位を確立している。
さらに“ベンチメンバー”も豪華だ。中盤ではアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリア、スペイン代表MFフアン・マタ、元オランダ代表MFラファエル・ファン・デル・ファールト、元アルゼンチン代表MFエステバン・カンビアッソの名が挙がっている。
世界各国の名手をコレクションするフロレンティーノ・ペレス会長の剛腕ぶりは、実は在籍している選手以上に、クラブを去った選手のその後を見る方が実感できるのかもしれない。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images