好調ヴォルフスブルクが次に狙う大物ストライカーは?
シュールレに続き、ルカク獲得でバイエルンの対抗馬に
ヴォルフスブルクは今夏の移籍市場でエバートンのベルギー代表FWロメウ・ルカクの獲得に乗り出す可能性が浮上している。英地元紙「デイリースター・サンデー」が報じている。
ヴォルフスブルクは現在リーグ2位と好調を維持している。1月30日にはリーグ戦第18節で首位を独走するバイエルン・ミュンヘンを4-1で撃破するなど、波に乗っている。
1月の移籍市場閉幕直前にチェルシーから2460万ポンド(約44億円)の移籍金でドイツ代表FWアンドレ・シュールレを獲得し、戦力アップに成功。そのシュールレはデビュー戦となった2月7日のリーグ戦第20節ホッフェンハイム戦でいきなり2ゴールを演出しており、勝利に貢献している。チームは第21節レバークーゼン戦も制し、9試合負けなしとなっている。
いまや飛ぶ鳥を落とす勢いのヴォルフスブルクだが、今夏にルカク獲得に乗り出す可能性が高まっている。
ルカクはUEFAチャンピオンズリーグという大舞台でのプレーを熱望する一方、エバートンは今季の不振によりチーム再編と補強を余儀なくされる可能性が高まっている。14年7月にルカク獲得時にチェルシーに支払ったクラブ史上最高の移籍金2800万ポンド(約50億円)と同額以上のオファーが届いた際は、交渉を前向きに検討する方針だという。
今季名門ドルトムントがよもやの大不振に陥ったこともあり、ヴォルフスブルクはさらなる即戦力の補強を画策中。バイエルンの王座を脅かすために、着々と準備を進めている。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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