大型補強のミラン監督 新戦力融合へ「100日間ほしい」と期限を設けて退路断つ
ボヌッチ獲得に執念を見せたモンテッラ監督 強化部に「1日10回電話したんだ」
ACミランは今夏の移籍市場で、ユベントスからイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチを獲得するなど大攻勢を仕掛けているが、チームを指揮するヴィンチェンツォ・モンテッラ監督にとっては念願の、信頼できるセンターバックの獲得だった模様だ。イタリア紙「コリエレ・デロ・スポルト」が報じている。
モンテッラ監督はボヌッチ獲得について、「ミラベリ(SD)に、1日10回電話したんだ。ボヌッチを取ってくれ、全てを懸けてでも、とね」と、強化部に対して強烈なリクエストを出したことを明かした。昨季のレギュラーであるDFガブリエル・パレッタは、シーズン中にリーグ戦で5回の退場処分を受けるなど不安定さが否めなかった。前任のサンプドリアやフィオレンティーナでは3バックも駆使した指揮官だが、人材不足で4バックに固定した。そうした不安定な状況からの脱却のため、絶対に必要な選手だったことを明かしている。
中盤から前線にかけても補強が繰り返され、現状ではスタメン11人のうち7人か8人が新加入選手になると見込まれている。ボヌッチ獲得により、3バックにも着手すると現地メディアでは盛んに報じられている。UEFAヨーロッパリーグの予選が間もなく始まり、公式戦までの時間は十分ではなかった。
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