「無礼だ」と非難されたミランCEO 念願のストライカー獲得へ“沈黙”を宣言

大型補強のミランだがストライカー獲得は失敗続き

 ACミランは今夏の移籍市場で、周囲を驚かせる大型補強を展開。22日に行われたインターナショナル・チャンピオンズカップのバイエルン戦に4-0と勝利するなど、暗黒時代からの脱却を予感させているが、強化責任者は大物ストライカー獲得失敗の教訓を学んだようだ。イタリアサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が報じている。

 今年4月に中国人オーナーが誕生したミランは、今夏の主役と呼ぶべきチーム刷新を推し進め、ユベントスからイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチを獲得するなど次々と実力者を迎えて入れているが、画竜点睛を欠く状況だ。

「我々には重要な10日間、重要な2試合がこれから待っている」

 現地時間28日と8月4日に行われるUEFAヨーロッパリーグ予選の重要性を語ったマルコ・ファッソーネCEOだが、これまではメディアを通じて補強戦略を明かしてきたが、突如として方向転換した。

「カリニッチ? 他チームの選手の名前を二度と言わない。我々は重要なことを成し遂げるが、静けさも重要だ」

 

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