バルセロナ新監督、ネイマールを称賛し残留要請 「彼なしにバルサはどこにも行けない」

親善試合のユベントス戦、ネイマールが2得点 前半45分でお役御免

 パリ・サンジェルマン(PSG)移籍で合意したと報じられているバルセロナのブラジル代表FWネイマールがアメリカ・ニュージャージー州のメットライフ・スタジアムで行われた親善試合インターナショナル・チャンピオンズカップのユベントス戦で2ゴールを決める活躍で、2-1勝利の主役となった。去就が注目されるブラジルの至宝に対して、エルネスト・バルベルデ監督は「ネイマールなしにバルサはどこにも行けない」と称賛し、慰留の姿勢を示している。地元紙「スポルト」が報じた。

 昨季のUEFAチャンピオンズリーグ準々決勝で敗退した因縁の宿敵ユベントス相手にネイマールが輝いた。前半15分、左サイドでFWリオネル・メッシのパスを受けるとドリブルで中央へ持ち込んだ。そして、右サイドから絞ってきたFWパコ・アルカセルとのワンツーで一気にペナルティーエリア内に侵入。倒れ込みながらのシュートでGKジャンルイジ・ブッフォンの牙城を打ち破り、先制点を決めた。

 同26分には華麗なドリブルを炸裂させた。エリア内左から二人のDFの間を突破すると、細かなステップで次々にマーカーをかわし、強烈な右足のシュートをゴールに突き刺した。

 前半の45分間でお役御免になったスーパースターに対して、試合後、バルベルデ新監督は残留を要請した。

「バルセロナはネイマールなしにはどこにも行けない。我々は彼に残留してほしい。彼のプレーの重要性を我々は理解しているんだ」

 2-1勝利後、指揮官はこう語った。メッシ、レアル・マドリードFWクリスティアーノ・ロナウドという世界の双璧に次ぐ実力者ネイマールは、指揮官の残留要請にどう応えるのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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