モナコが異例の抗議声明 18歳ムバッペに無許可で接触した複数クラブに警告
レアルを筆頭に今夏ビッグクラブが争奪戦を展開
昨季大ブレークを遂げた18歳の神童、フランス代表FWキリアン・ムバッペは今夏の移籍市場で最大の注目株となっている。しかし、複数の欧州クラブがモナコに無許可でムバッペに接触していた事実が判明。異例の抗議声明が出される事態となっている。
「残念なことですが、重要なヨーロッパの複数クラブがキリアン・ムバッペ(とその関係者)に無許可で接触していたことが分かりました」
モナコはクラブ公式サイトで、このような声明を発表した。ムバッペは昨季公式戦44試合に出場し、26得点を挙げる驚異的な活躍を見せ欧州サッカー界を席巻した。欧州王者レアル・マドリードを筆頭に、パリ・サンジェルマン(PSG)やアーセナル、マンチェスター・シティなど名だたるビッグクラブの標的となっていた。
しかし、モナコ側が許可していない形でムバッペに接触したクラブが複数存在しており、その目に余る行動に対してクラブは「いくつかのクラブはフランス・フットボールリーグの規約211条と、FIFAの選手移籍規約18.3条に違反している」と警告した。
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