なぜメキシコ? なぜパチューカ? 本田が明かす移籍の理由 「自分に腹が立っていた」
入団会見では通訳なしでマイクに向かいスペイン語で挨拶 ジョークを交えて会場は笑い
メキシコの名門パチューカへの移籍を決めた日本代表FW本田圭佑らの新加入会見は現地時間18日に合同で行われた。本田はその場でスペイン語を駆使して入団に向けての決意を語ったことをメキシコ紙「RECORD」が伝えている。
パチューカは今季本田以外にも、ウルグアイ人DFロベルト・エレーラ、チリ代表経験を持つFWアンヘロ・サガルとMFエドソン・プッチ、アルゼンチン人DFヘルマン・カノ、メキシコ人DFホアキン・マルティネスを獲得。メキシコの絶対王者としての立場を譲らない豪華補強を見せた。
本田以外は全てスペイン語圏の選手だが、同紙によるとイベントでは日本の代名詞であるマンガ、そして本田本人の似顔絵をビジョン上に移すなど、日本人である本田への歓迎の意を示した。そして本田も語学力をアピールしようと、通訳なしでマイクへと向かった。
「僕はここに来れてとても満足しています。出来る限りのことをして、このチームの手助けをしたいと思います。僕は昨日スペイン語を準備してきた。だからスペイン語を話す時はゆっくり話してほしいと思います。ありがとう」
こうジョークを交えると、会場は笑いに包まれたという。この様子はファンが詰めかけた会見ということもあって、動画サイト上で本田の“スペイン語・決意表明の姿”が数多く発信されている。