マンU、ファルカオ返却でカバーニ穫りに108億円を準備か
新たなストライカー獲得を望むファン・ハール監督
マンチェスター・ユナイテッドは期限付き移籍で獲得したコロンビア代表FWラダメル・ファルカオを今季終了後にASモナコに返却し、パリ・サンジェルマンのウルグアイ代表FWエディン・カバーニの獲得に乗り出すと英地元紙「デイリー・スター」が報じている。
マンUは昨夏に破格の条件でファルカオとの1年間のローン契約を結んだ。レンタル料は800万ポンド(約14億円)、年俸は1425万ポンド(約25億円)で年俸の一部をモナコが負担しているが、今季リーグ戦4得点。故障の影響も重なり、投資に見合った活躍ができていない。そのため、ルイス・ファン・ハール監督は買い取りオプションを行使せず、今季終了後に契約満了でモナコに返却する意向だと伝えられている。
一方、オランダ人指揮官は今夏の移籍市場で新たなストライカーの獲得準備を進めており、補強ターゲットとして、PSGからの移籍を熱望しているカバーニに焦点を当てているという。
ウルグアイ代表エースの獲得に向け、昨夏にレアルからアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアを獲得する際に支払ったプレミアリーグ歴代最高移籍金額の5970万ポンド(約106億円)をさらに上回る6000万ポンド(約108億円)を準備していると報じられている。
ここ最近はキャプテンを務めるイングランド代表FWウェイン・ルーニーのトップ下起用により物議を醸しているファン・ハール監督だが、再び100億円オーバーの巨額投資で新たなストライカー獲得に着手するのだろうか。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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