C大阪がセビージャに1-3と敗戦 一時は1点差に迫るもスペイン強豪の牙城崩せず
猛抗議もPK判定は覆らず
後半に入ってもセビージャの軽快なパス回しが続き、C大阪はボールの奪いどころを定められない。すると後半8分、後方からのロングパスにベン・イェデルが抜け出したところ、キム・ジンヒョンがボールを止めに行った勢いで手がかかったとされ、PKの判定。親善試合とは思えないほどの勢いでC大阪側は抗議したものの判定は覆らず、このPKをベン・イェデルが冷静に決めて2-0とした。
その後、C大阪は足が止まりつつあるセビージャに必死に応戦。後半35分にはFWリカルド・サントスが最終ライン裏に抜け出してラストパスを出すと、MF福満隆貴が泥臭く詰めて1点差に詰め寄った。
しかし、後半アディショナルタイムにセルヒオ・リコからのロビングパスをDF山下達也がカバーリングしたものの、抜け目なく狙ったFWムリエルに足を延ばされて決定的な追加点を奪われた。C大阪は奮闘したものの、昨季レアル・マドリード、バルセロナ、アトレチコ・マドリードの3強に次ぐ成績を残した“アンダルシアの雄”相手にあと一歩届かなかった。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images