新生ミラン、大補強劇の仕上げは新ストライカー CEOが明言した候補の大物3人とは?

3人のうち「1人を獲得できたら素晴らしい」とファッソーネCEOが明かす

 ACミランの新シーズンに向けた大補強の仕上げは、新たな得点源となるFWになりそうだ。チームのマルコ・ファッソーネCEOがイタリア衛星放送局「メディアセット」のインタビューに応じ、候補を大物ストライカー3人に絞ったことを明らかにしている。

「オーバメヤン、ベロッティ、モラタのうち1人を獲得できたら素晴らしいと言えるね。今は誰が獲得可能であるかを考えているところだ。まだメディアに登場していない獲得候補もいる。実際に、そのポジション(ストライカー)については、我々はまだ何かしら動くことを計画している」

 ミランは昨季終盤に中国資本に株式売却をしてチャイナマネーを確保し、大補強に打って出ている。昨季のレギュラーのうちスタメンに残るのはイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマのみになるかもしれないと言われるほどの大胆な強化策を見せるなか、ストライカー補強に対して、リー・ヨンホン新会長が追加予算を承認したとも報じられていた。

 かつてミランに所属経験のあるドルトムントのブンデスリーガ得点王FWピエール=エメリク・オーバメヤン、イタリア代表としても存在感を放つトリノの若きストライカー、アンドレア・ベロッティ、ユベントスで活躍するなどイタリアで十分な実績を持つスペイン代表のレアル・マドリードFWアルバロ・モラタがメインターゲットであることを、ファッソーネCEOは明かしている。

 果たして名門復権を目指すミランが獲得するエースストライカーは誰になるのか。いずれも高額移籍は必至の3人だが、その交渉の行方に注目が集まる。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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