「テニス界のキング」 フェデラー優勝、競技の壁を越えてサッカー界から称賛相次ぐ
ポドルスキ、ピケ、エジル、ケインらが、ウィンブルドン最多優勝のフェデラーを絶賛
テニス界のスター、ロジャー・フェデラー(スイス)が16日に行われた男子・ウィンブルドン決勝で史上最多8度目の優勝を果たした。サッカー界からもヴィッセル神戸の元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキやバルセロナのスペイン代表DFジェラール・ピケらがSNSを通して賛辞を送っている。
フェデラーは決勝でマリン・チリッチ(クロアチア)を6-3、6-1、6-4のストレートで下した。今大会は1回戦から計7試合を戦い、1セットも落とすことなく2012年以来5年ぶりの優勝。“芝の王者”復活を印象づけた。
今季、神戸に加入したポドルスキは自身のツイッターに試合の感想を投稿。試合途中には「マシーン」とフェデラーの正確無比なプレーを機会にたとえて実況した。優勝が決まると、「おめでとう」というメッセージに「#bestofalltime(史上最高)」というハッシュタグを付けて祝福した。
その他にもバルセロナのピケは「レオ・メッシ、マイケル・ジョーダン、ロジャー・フェデラー。僕が見た中で最高だ」とスポーツ界の名だたるレジェンドと並べて紹介している。アーセナルのドイツ代表MFメスト・エジルは「疑いようなくテニス界のキング。グランドスラム19個目のタイトルはいまだに増え続けている」と35歳でも衰えを見せないプレーぶりを絶賛した。
プレミアリーグ得点王のイングランド代表FWハリー・ケインは「なんてアスリートなんだ! 柔らかく優雅だが、何よりも重要なことは彼の勝利だ」と投稿した。競技の壁を越えて、フェデラーの偉大さに称賛が集まっている。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images