マンUファンの世界最速男ボルトがファン・ハール監督の戦術を厳しく批判

「彼が取り組んでいるパスをつなぐやり方はマンUでうまくいくと思えない。選手を全員替えない限りね」

 さらに、ボクシング界の英雄モハメッド・アリ、バスケットボールの神様マイケル・ジョーダン、陸上界男子200、400メートル走のスター、マイケル・ジョンソンという自らの3大ヒーローを超える存在になりたいという野望も明らかにしたボルト。一方、愛するマンUについては、現状に対する憂慮について語り始めた。

 今季新監督に就任したファン・ハール氏について、ボルトは「彼のやり方を聞いていると、人の話を聞く人間のようには見えないね。私にとって(の考えでは)、チームにスタイルを植え付けようとするなら、まずチームがそのスタイルを扱えるかどうかを試してみないといけない。彼が取り組んでいるパスをつなぐやり方はマンチェスター・ユナイテッドでうまくいくとは思えない。選手を全員替えない限りね」と印象を語っている。

 パスで崩せず、最終的にロングボールが目立つ現在のユナイテッドの戦術について、まずは苦言を呈している。かつてのバルセロナのようにポゼッションで勝負できる人材は揃っておらず、今季開幕前に補強費270億円を費やした指揮官が自身の望むパスサッカーを実現するためには、メンバーを総入れ替えする必要があると指摘している。

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