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マルセロがC・ロナウドの“生涯レアル”を強調 「チームメイトが死ぬまで一緒と知っている」
アメリカでプレシーズンマッチを控えるレアル 副将がロナウドについて語る
レアル・マドリードはリーガ・エスパニョーラとFIFAクラブワールドカップ連覇、そして前人未到のUEFAチャンピオンズリーグ3連覇を目指す新シーズンに向けて、トレーニングに励んでいる。そのなかで副将を務めるブラジル代表DFマルセロが会見に応じ、退団報道が流れたポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドについて「チームメイトが死ぬまで一緒の存在と知っているはずだ」と残留が既定路線であると強調した。スペイン紙「マルカ」が伝えている。
アメリカでのプレシーズンマッチを控えるレアルは、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)でキャンプに臨んでいる。マルセロは自身のインスタグラムで“神リフティング動画”をアップするなどムードメーカーぶりを発揮しているが、「僕は毎シーズン、同じアプローチができることで興奮できるよ。長年こういった場所に来ているけど、全てを捧げて若い選手に経験を伝えたいよね」とベテランの域に入りつつある自らの立ち位置を踏まえた言葉を口にしている。
それはチームの得点源であるロナウドについても、だ。昨季終了後のタイミングで降って湧いたような“ロナウド退団へ”の情報は世界中を駆け巡り、ロナウド本人もそのことについて沈黙を貫いている。コンフェデレーションズカップを戦ったため、まだロナウドはチームに合流していないが、マルセロはこのように話している。
「そのことについてはロナウドと話していないけど、でも彼はチームメイトが死ぬまで一緒の存在だってことを知っているだろう。彼が到着すれば(退団騒動について)話すし、彼がどうしたいのか判明するよね」
最終的には本人の決断次第という前置きをしながらも“生涯レアル”がロナウドの既定路線であると強調した。フロレンティーノ・ペレス会長ら幹部サイド、そしてマルセロら現場の選手たちも残留を信じているなか、戦線に復帰するロナウドはどのような反応を示すのだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images