サッカー界でまたも脱税疑惑 ファルカオが7億円を不正申告で隠ぺい、罰金10億円超
スペイン税務当局がアトレチコ時代の肖像権収入の不正申告を指摘
モナコでプレーするコロンビア代表FWラダメル・ファルカオが、アトレチコ・マドリード時代の脱税容疑でスペイン税務当局に日本円にして10億円を超える罰金を支払うという。スペイン紙「エル・ムンド」が報じている。
スペインではバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシや、レアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドといった世界的スター選手にも脱税疑惑が浮上しているが、同紙はスペイン税務当局の報告書を引用する形でファルカオの案件を紹介。2011年から13年までアトレチコでプレーしたファルカオが、肖像権収入で得た560万ユーロ(約7億3000万円)を不正な申告で隠ぺいし、12年と13年の容疑にさかのぼって罰金を支払うことで合意したとしている。
記事によれば、ファルカオが支払う金額は、純粋な罰金が約740万ユーロ(約9億6000万円)、利息が79万ユーロ(約1億円)の合計819万ユーロ(約10億6000万円)になるという。
ファルカオは昨季、チェルシーからモナコに移籍。シーズン21得点を挙げ、チームのリーグ優勝に大きく貢献していた。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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