新天地フランクフルトに早くも溶け込む鎌田 笑顔で上半身裸の“マッチョポーズ”を披露
コバチ監督は「新加入の選手は素早くチームに溶け込んでいる」とポジティブ
今夏、サガン鳥栖からブンデスリーガのフランクフルトに移籍したMF鎌田大地だが、チームへ早くも溶け込んでいる模様だ。ドイツ紙「ビルト」の記事では笑顔で上半身裸の“マッチョポーズ”を披露している。
フランクフルトは現在新シーズンに向けてのトレーニングを日々積んでいる。そのなかで新加入したDFカルロス・サルセドがコンフェデレーションズカップで負った怪我によって9月までプレーできず、キャプテンを務めるベテランMFアレクサンダー・マイヤーも休暇中に足首を負傷するなど、主力選手がすでに負傷渦に巻き込まれている。
それでもチームを率いるニコ・コバチ監督は「我々は去年のチームスピリットをさらに向上していく必要性がある。新加入の選手は素早くチームに溶け込んでいる。それぞれのキャラクターは本物だ。トレーニングではとても汗をかいているからね。走り、戦術、チーム全体も去年より良い感じできている」とポジティブに見ている。
そのトレーニングの中で鎌田もチームの一員となりつつある。練習後、鎌田は新加入のDFアンデルソン・オルドニェス、昨季から所属するDFタレブ・タワサとマッチョポーズのスリーショットを披露。記事では「3人の男がヌードとなり、オルドニェス、鎌田、タワサが太陽の下で何ができるのか現しています。ただ日本人の鎌田はまだまだ鍛えがいがある」とフィジカルは向上の余地ありと指摘されている。
とはいえ、鎌田は新加入ながらチームメイトと写真に収まる辺り、加入半月での順応ぶりは上々のようだ。日本代表MF長谷部誠のサポートを受けながら、次代を担うテクニシャンは成長を遂げられるだろうか。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images