ルーニーがエバートン復帰初戦でゴラッソ 英メディア称賛「スーパーな一撃で年月を巻き戻す」

ケニアのゴア・マヒアFC戦、ミドルシュートを決めて地元ファンも大熱狂

 マンチェスター・ユナイテッドから13年ぶりに古巣エバートンに復帰したFWウェイン・ルーニーが、13日に再デビュー戦となったケニアのゴア・マヒアFCとの新天地初戦で28メートルのゴラッソを決めた。

 エバートンは滞在先のタンザニアでテストマッチを行い、ルーニーは先発出場した。すると前半34分、ピッチ中央でパスを受けるとマークが甘くなっている隙を突いてゴールまで30メートル以上はある位置からミドルシュート。これがゴールネットを揺さぶって復帰後初ゴールとなった。初の対外試合で自らの凱旋をド派手なゴールで祝ったルーニーはガッツポーズの後、天に両手を掲げて喜んだ。スタジアムに駆け付けた地元ファンもスーパースターの一撃に大熱狂した。試合は2-1でエバートンが勝利している。

 先発したルーニーはハーフタイムでメンバーが入れ替わったために、前半でお役御免となったが、英衛星放送「スカイ・スポーツ」も「スーパーな30ヤード(約28メートルの)一撃で年月を巻き戻す」と称賛。昨季赤い悪魔で出場機会を失ったルーニーが復権への第一歩を刻んだ

 ルーニーはクラブ公式チャンネル「エバートンTV」のインタビューに対し、「もう一度エバートンのためにゴールを決めることができて最高の気分」と自ら祝福した。またゴールのシーンについては「サイドからボールを受けると少しスペースがあったのでチャンスを狙った。ありがたいことに上手くいったよ。嬉しい。良いスタートになったけど、もっと向上する必要がある」と振り返っている。

 二度目のデビューにゴールで花を添えたルーニーが心機一転のシーズンで幸先の良い出だしを切った。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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