レアルに抜け目なし… バイエルンへ期限付き移籍のハメスと2021年まで契約延長したことが判明

レンタル終了時の市場価格低下への対策として、従来の契約を1年延長

 レアル・マドリードのコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスは買い取りオプション付きの2年間ローンでバイエルン・ミュンヘンへ加入したが、移籍を前にレアルは背番号10を背負ったレフティーと契約延長を果たしていたことが分かった。スペイン紙「マルカ」が報じている。

 レアルはハメスと2020年6月末までの契約を結んでいた。バイエルン側が2年のレンタルを終えて、買い取りオプションを行使しなかった場合、ハメスは契約残り1年の状況でスペインへ復帰することになる。レアルとしてはハメスの市場価格が低下することへの対策として、復帰時点での契約が残り2年となるように2021年まで契約を延長していたという。

 バイエルンが買い取りオプションを行使した場合には、2年間のレンタル料と併せて計6000万ユーロ(約77億5000万円)をレアルへ支払うことになるとされている。

 ジネディーヌ・ジダン監督の下では満足な出場機会を手にすることができなかったハメス。新天地で背番号11を背負う26歳は、ドイツ王者で自身の価値を証明することができるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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