オーバメヤン流出危機が再浮上のドルトムント エースの後釜にアーセナルFW浮上か
ドルトムントがジルーに熱視線
エースのFWピエール=エメリク・オーバメヤンにチェルシーが接近していると言われるドルトムントが、その後釜にアーセナルのフランス代表FWオリビエ・ジルー獲得の準備を進めているという。英紙「デイリー・ミラー」が報じた。
昨季31得点でブンデスリーガ得点王になったオーバメヤンには、パリ・サンジェルマン移籍で合意したと伝えられながら、ここまで移籍先は決まっていない。そこでFWロメル・ルカクを逃したチェルシーが、オファーを送ったと報じられたばかりだった。
エース流出の危機が再浮上しているドルトムントだが、エースの代役としてジルーの名前が浮上しているという。レポートによれば、ジルー自身もアーセナルからの移籍を真剣に検討していると認めている。
スピードと決定力が自慢のオーバメヤンに対し、ジルーは高さと周囲を生かすポストプレーに定評がある。タイプは異なるが、ドイツ代表MFマルコ・ロイス、日本代表MF香川真司、フランス代表MFウスマン・デンベレら強力アタッカー陣の力を引き出してくれる人材であることは間違いない。母国フランスとアーセナルで活躍してきたジルーにとって、ドイツ移籍となれば30歳での初挑戦となる。
FWウェイン・ルーニーが加入したエバートンのほか、ウェストハムやマルセイユ、ACミランまで関心を示しているというが、長身ストライカーはどのような決断を下すのだろうか。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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