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アウクスブルク宇佐美が1ゴールに手応えも慢心なし 「アピールしないといけない立場」
ドイツ2部カイザースラウテルン、途中出場で1ゴール 「取れたのは良かった」
アウクスブルクFW宇佐美貴史はドイツ2部カイザースラウテルンとの練習試合で1ゴールを決めるなど2-0勝利に貢献したなか、クラブ公式ツイッターが試合後のショートインタビューを投稿。宇佐美は「得点が取れたのは自分にとっても良かった」と手応えを口にしている。
試合は後半2分にFWラウール・ボバディージャのゴールでアウクスブルクが先制したなか、ベンチスタートの宇佐美は途中出場。すると後半30分、右からのクロスをエリア内左で受けた宇佐美は、対峙するDFをかわしてから右足のシュートを叩き込んだ。得意の形でゴールを奪い、ポジション奪取に向けて猛アピールした。
試合後のインタビューで宇佐美は「すごく体も疲れていますし、チームもきつい状況ですけど勝てたのは良かったですし、得点を取れて、失点ゼロで抑えられたのは良かったです」と返答。さらに自身の1ゴールについては、「もちろんアピールしないといけない立場ですし、得点が取れたのは自分にとっても良かったかなと思います」とコメントした。あくまでアピールする立場と慢心は見られず、気持ちを引き締めながらもゴールを喜んだ。
昨季は11試合(先発5)に出場するも、バイエルン・ミュンヘンに在籍した2011-12シーズン以来となるリーグ戦ノーゴールと悔しさを味わった宇佐美。チームはまだ動き始めたばかりだが、「すごく厳しい練習は積んでいますけど、良いトレーニングを積めていますし、良い時間を過ごせているなと思います」と充実感を漂わせており、アウクスブルクでの2シーズン目は輝きを放てるだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images