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マンUが新9番との「伝説の激闘」を紹介 名将ラストゲームで衝撃のハットトリックを許す
ルカクがWBA時代にユナイテッドから史上4人目となる3ゴールを奪取
マンチェスター・ユナイテッドはエバートンからベルギー代表FWロメル・ルカクを移籍金7500万ポンド(約110億円)で獲得した。ユナイテッドはクラブの公式サイトで、24歳のストライカーがかつて“赤い悪魔”からハットトリックを決めた「伝説の激闘」を動画付きで紹介している。
昨季公式戦28ゴールを決めた元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチから、背番号9を継承したルカクに対する期待は大きい。クラブ公式サイトも「ルカクのユナイテッド対ウェストブロム戦でのハットトリック」と題して、かつて対戦相手だった新戦力の武勇伝を伝えている。
記事によれば、ルカクは過去にユナイテッド相手にハットトリックを決めた4人のうちの1人だという(そのほか、リバプール時代のディルク・カイト、ブラックバーン時代のデイビッド・ベントレー、チェルシー時代のサミュエル・エトー)。その試合は、2013年5月19日の敵地ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(WBA)戦。退任が決まっていたアレックス・ファーガソン監督のラストマッチだった。
試合はユナイテッドがメキシコ代表FWチチャリートことハビエル・エルナンデス(現レバークーゼン)のクロスから、日本代表MF香川真司が頭で押し込んで先制。しかし、「ハーフタイムでルカクのチームは3-1でリードされていた。シンジ・カガワの一撃とオウンゴールの後、ルカクは即座にインパクトを残した」と記されているように、ルカクの大暴れによって衝撃の乱打戦となり、試合は5-5のドロー決着となった。
今夏ユナイテッドの一員となったルカクは、新たな“武勇伝”を加えることができるだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images