本田も別メニュー調整 故障者続出ミランが医療スタッフ2人を“緊急補強”
回復のスペシャリストの力を最大限に活用へ
日本代表FW本田圭佑の所属するACミランが、故障者続出のチーム状況からメディカルスタッフ2人を“緊急補強”していたことが明らかになった。フィリッポ・インザーギ監督がチーム側に要求し、オステオパタ(整体師)のマルコ・チェザリーニ氏と、フィジオセラピスト(理学療法士)のファブリツィオ・ラグーサ氏を入閣させたという。
現在11位と低調のミランは、多くの選手たちがまだケガから完全に回復していない。イタリア代表FWステファン・エルシャラウィと同DFマッティア・デ・シリオが故障で長期離脱中。本田は内転筋の故障で12日の練習は別メニュー調整となった。
肩鎖関節故障のイタリア代表MFジャコモ・ボナヴェントゥーラとインフルエンザだった元フランス代表FWジェレミー・メネズは回復したが、オランダ代表MFナイジェル・デヨングの出場は微妙。元ガーナ代表MFサリー・ムンタリはドクターストップで、アレッシオ・チェルチもコンディション不良だという。元イタリア代表DFダニエレ・ボネーラも練習に完全合流できていない。
1月はリーグ戦で勝ち星がなかった(2月1日のパルマ戦は3ー1で勝利)上に、野戦病院状態となっているミランは回復のスペシャリストの力を最大限に活用し、浮上を目指す。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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