筑波大がまたも下剋上! 中野がヘッドで殊勲の2発「足で行くと外しそうな気がした」
J2福岡を2-1で撃破! 1回戦のY.S.C.C.横浜、2回戦ベガルタ仙台に続きJクラブに勝利
筑波大は12日に行われた天皇杯3回戦のJ2アビスパ福岡戦に、エースFW中野誠也の2ゴールで2-1と勝利。1回戦のJ3・Y.S.C.C.横浜(2-1)、2回戦のJ1ベガルタ仙台(3-2)に続く“下剋上”を果たし、ベスト16に駒を進めた。
0-0で前半を折り返した試合は、後半一気に動き出す。後半24分、筑波大は左サイドを崩したMF西澤健太がクロスを上げると、ゴール前の中野が下がりながら頭で合わせる技ありのヘディングシュートで先制。さらに34分には、右サイドをえぐったMF浅岡大貴のグラウンダーのクロスをダイビングヘッドで仕留めてリードを2点に広げた。
後半44分に福岡に1点を返されたが、全員で必死に守り抜き、2-1でタイムアップ。大学チームで唯一勝ち上がりを続けるとともに、J1、J2、J3の全カテゴリーを破って16強進出を果たした。
試合後にインタビューに答えた中野は、開口一番「最高です」とコメント。ヘディングで2得点を決めたことについて問われると、「1点目はその前に同じようなボールがあっていい感触があった。2点目は足でいくと外しそうな気もしたので、面が一番多いところ(頭)で行こうかなと思って飛び込みました」と振り返った。
16強の組み合わせは、改めて抽選会が開かれて決定される。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
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