ハメス電撃移籍を実現した両者の“繋がり” レアルとバイエルン間の移籍は通算7度目

アンチェロッティ監督も“移籍組”の一人

 そのクロースと入れ替わる形でバイエルンへと移籍したのが、昨季限りで引退した元スペイン代表MFシャビ・アロンソだ。正確無比なロングパスと危機察知能力は、ペップことジョゼップ・グアルディオラ前監督、カルロ・アンチェロッティ現監督に重用された。

 そして、指揮官としてはアンチェロッティ監督、そしてユップ・ハインケス元監督も両クラブでの指導経験を持つ。ハインケス氏はレアル、バイエルン両方でUEFAチャンピオンズリーグ(CL)制覇を経験しているのに対し、名将として知られるアンチェロッティ監督は昨季CLでベスト8にとどまった。その準々決勝は、レアルと対戦したバイエルンが判定に泣かされたことで物議を醸したのは記憶に新しい。

 かつての恩師であるアンチェロッティ監督の強い要望で加入したハメス。周囲の期待に応える充実のパフォーマンスを見せられるだろか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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