イバノビッチに噛みつき疑惑浮上 スアレスの“噛みつき被害者”が一転“加害者”に?

英メディアがこぞって検証

 

 プレミアリーグが“スアレス2世”の出現で色めき立っている。チェルシーのセルビア代表DFブラニスラフ・イバノビッチが11日のエバートン戦(1-0勝利)で相手のアイルランド代表MFジェームス・マッカーシーの肩に噛みついた疑惑が急浮上。英地元紙「デイリー・メール」は「ブラニスラフ・イバノビッチはジェームス・マッカーシーを噛んだのか? チェルシーのスターはエバートンMFにヘッドロックを仕掛け、ヘッドバットを狙い渦中の人間に」と特集している。

 問題の事件は後半41分、両軍選手がエキサイトし、入り乱れる中で起きたという。

 

 判定を巡り、主審に詰め寄るマッカーシーを背後から羽交い締めにしたイバノビッチはヘッドバットを仕掛けると、マッカーシーの左肩に顔を埋めた。その瞬間、相手選手に強引に引き剥がされたが、記事では「映像記録は2年前のスアレスの噛みつき事件の被害者となったイバノビッチがマッカーシーに噛み付いているように見える」と指摘している。

 

 イバノビッチは2013年4月のリバプール戦で、昨季までリバプールで活躍していたウルグアイ代表FWルイス・スアレスに右腕を噛まれ、それによりスアレスは10試合の出場停止処分に。同選手は昨年のブラジルワールドカップ1次リーグ、イタリア戦でも相手DFジョルジオ・キエッリーニの肩に噛みつき、FIFAから4カ月の活動停止処分を受けている。

 

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