浦和に豪州代表DF獲得の噂が浮上! 昨季インテルに半年間所属、試合勘に不安か
江蘇蘇寧のセインズベリー獲得に動くと、豪州メディアが報じる
Jリーグで大量失点に苦しむ浦和レッズが、新外国人DF獲得に活路を見出そうとしていると、オーストラリアメディア「SBS」で報じられた。記事では、江蘇蘇寧に所属する同国代表DFトレント・セインズベリーの獲得に動いているとされている。
セインズベリーは、コンフェデレーションズカップでオーストラリア代表の一員としてプレーし、国内ではその評価を一気に高めているという。アジア枠が適用されるオーストラリア国籍であり、184センチの身長に加え25歳の若さということからも、チームの中核を担っていくのにふさわしいプロフィールを持つ。浦和では、かつて同国代表DFマシュー・スピラノビッチがプレーした実績もある。
そして、中国スーパーリーグでは各試合ごとに3人までの外国人出場枠が設けられたが、江蘇蘇寧はブラジル代表MFラミレスなどが在籍していることから、セインズベリーは出場機会の確保に暗雲が垂れ込めている。そのため、移籍も含めた選択肢を模索している状況にあるという。
しかしながら、この補強ターゲットには大きな懸念材料もつきまとう。セインズベリーは中国の江蘇蘇寧に所属するDFだが、昨季冬の移籍市場で同じ中国の蘇寧グループが株式70%を保有しているイタリアの強豪インテルに半年間の期限付き移籍。センターバックのアンドレア・ラノッキアがハル・シティに移籍した穴埋めであり、“人数合わせの人事異動”という感が否めない移籍劇だった。
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