ファン・ハール監督は「笑い物」!? 元オランダ代表FWが痛烈批判

ファン・ホーイドンク氏がマンUのサッカーを酷評

 マンチェスター・ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督が元オランダ代表の名手からロングボール主体の戦術について「愚か者ですら笑う」と酷評されている。英地元紙「サン」が「ファン・ハールはイングランドフットボールの笑い物」との見出しで特集している。

 伝統的にフットボールに攻撃性と美しさを求めるオランダ人にとって、今季のマンUの試合は観戦に耐えないのだろうか。FKの名手として現役時代に活躍した元オランダ代表FWピエール・ファン・ホーイドンク氏はユナイテッドのボスに厳しい視線を向けている。

「マン・ユナイテッドの試合を見た時は信じられなかった。デイビッド・モイーズの去った後、変化が必要だった。ファン・ハールはいい解決法に見えたが、結果以外の彼らのプレーは酷いものだ。ルイス・ファン・ハールの仕事ぶりが一切見て取れない。最も愚かな者ですらファン・ハールを笑うだろう」

 かつて元日本代表MF小野伸二(札幌)とともにプレーしたフェイエノールト時代にUEFカップを制覇したこともあるストライカーは、同郷の指揮官をこう批判しているという。クロスとロングボール主体だったモイーズ政権からサッカーの内容は進歩していないと見ているようだ。

 ファン・ハール監督は昨夏の就任直後に総額270億円の移籍金を投入し、ビッグネームを次々に獲得。だが、補強コンセプトにもファン・ホーイドンク氏は疑問の声を上げている。モナコから期限付き移籍で加入したコロンビア代表FWラダメル・ファルカオは名手だが、指揮官の求めるタイプではないという。

 

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