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スペイン紙選定「古巣復帰を果たしたビッグネーム10人」 輝きを取り戻したパターンも
意外に多い復帰した中盤のコンダクター
一世を風靡したストライカーで言えばFWアンドリー・シェフチェンコも同様だ。「ウクライナの矢」と称された俊足ストライカーはACミランやチェルシーでの活躍が印象深いが、故郷の名門ディナモ・キエフで頭角を現し、UEFAチャンピオンズリーグで大活躍したのがブレークのきっかけだった。シェフチェンコは09年に、94年から99年まで所属した古巣に復帰し、12年までプレーした。
またセルティック、バルセロナで得点源となったFWヘンリク・ラーションも2013年の1シーズン、88年から92年まで所属したヘルシンボリに所属。インテルで活躍したFWディエゴ・ミリートも99年から2004年に所属したアルゼンチンのラシンに14年に復帰し、2年間プレーしている。
中盤のコンダクターにも古巣復帰を果たした選手も意外に多い。アルゼンチン代表の司令塔だったMFファン・セバスティアン・ベロンは93年から95年に所属したエストゥディアンテスに06年に復帰。41歳となった昨年末に現役復帰を宣言するなど、若々しさを保っている。またスペイン随一の技巧派として知られたMFフアン・カルロス・バレロンも2013年に生まれ故郷のカナリア諸島のクラブ、ラス・パルマスに復帰。チームに1部昇格をもたらし、キャリアを終える最高の置き土産を残した。
なおルーニーがエバートンに所属したのは2002年から2004年まで。30代を迎え、10代の頃のアグレッシブさとは一味違ういぶし銀のプレーでチームに貢献できるだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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