イブラヒモビッチの等身大ろう人形がお披露目 エッフェル塔以上のパリ名物に?

 

「次のステップはイブラヒモビッチの像がエッフェル塔に取って代わることかもしれない」

 

 パリ・サンジェルマンのスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチがパリのグレヴァン美術館でお披露目になった自身の等身大のろう人形についてエッフェル塔以上の名物になることを期待していた。英高級紙「ガーディアン」が報じている。

 PSGの濃紺のユニフォームを着たスーパースターは刺青だらけの両手を大きく広げて上を見つめている。美術館でお披露目になった完璧なろう人形の出来映えにイブラヒモビッチは満足そうだった。

「グレヴァンのような偉大なミュージアムで像ができるなんてすごく光栄に思っている。この像にみんなすごく近づくことができるね。それが目的なんだ。次のステップ? イブラヒモビッチの像がエッフェル塔に取って代わることかもしれないね」

 1882年に設立されたろう人形美術館でこれまで飾られているのはブラジル元代表FWペレのみ。2012年にミランからPSGに移籍後、リーグ2連覇に貢献し、今季16得点をたたき出している男はウィットにも富んでいる。完璧なレプリカがフランスの象徴的な名所、エッフェル塔をも凌ぐパリ名物となることを期待していた。

 蝋人形制作のための型取りに積極的に参加。「このミュージアムに自分の像ができるなんて最高の気持ちだよ。このろう人形は自分のピッチ上のように、すごく集中しているように見える。スウェーデン人として、こういう認識をしてもらえてすごく誇りに思う」

 そう語っているFW。ピッチ上の圧倒的なプレーぶりのみならず、突き抜けたエゴイズムや言動などでフランス人の心を虜にしているイブラは心から嬉しそうだった。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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