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ハメスの立ち位置は攻撃的MF陣の最後尾!? スペイン紙「レアルに居場所なし」
レアルはセバージョス獲得が濃厚、強化された中盤で改めてハメスは放出候補に
レアル・マドリードのコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスは、若い新戦力の加入で押しやられるようにしてクラブを去ることが噂されている。スペイン紙「スポルト」はハメスの立ち位置を9人の攻撃的MFの中の最後尾と位置づけ、改めて有力な放出候補と報じている。
同紙は「ハメス・ロドリゲス、レアル・マドリードで居場所なし」との見出しで、“エル・ブランコ”のナンバー10が置かれた状況をレポート。レアルはベティスで10番を背負うU-21スペイン代表MFダニ・セバージョス獲得に動いており、バルセロナとの争奪戦を制して6年契約を結ぶ可能性が高まっているとしている。
この若きアタッカーが加入すれば、レアルの中盤はさらに強化される。ジネディーヌ・ジダン監督体制では4-3-3が基本システムとなるため、ポジション争いの激化は必至だ。セバージョスも含め、カゼミーロ、ルカ・モドリッチ、トニ・クロース、イスコ、マテオ・コバチッチ、マルコ・アセンシオ、マルコス・ジョレンテ(7月にアラベスから復帰)、そしてハメスという9選手が3つの枠を争う構図。しかし、記事ではハメスがこの序列の最も下にいるとしている。
このままでは新シーズンもベンチ暮らしが濃厚となり、出場機会はさらに減少することが予想される。7500万ユーロ(約97億円)とも言われる高額な移籍金がネックとなり、他クラブへの移籍交渉も進展を見せていないのが現状だ。
新たな活躍の場を求めるのか。それとも残留するか。移籍市場の目玉のひとりでもあるハメスに、決断の時が刻一刻と迫ってきている。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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