名門復活を狙うミラン、オーバメヤン獲得に動く ドルトムントは移籍金104億円を要求か

セリエA史上最高の年俸10億円を準備も、希望額とは開きが…

 ACミランが日本代表MF香川真司の所属するドルトムントのガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンの獲得に乗り出したことが分かった。「スカイ・イタリア」や「メディアセット・プレミアム」などイタリアメディアが一斉に報じている。

 オーバメヤンはミランの下部組織出身だが、トップチームに定着できず。期限付き移籍を繰り返しながら2012年にフランスのサンテティエンヌに180万ユーロ(約2億3000万円)で完全移籍。そして2013年夏にドルトムントに移籍すると点取り屋として覚醒し、今季は31ゴールを奪って自身初のブンデスリーガ得点王に輝いた。

 世界屈指のストライカーに成長したオーバメヤン放出に悔恨を残すミランだが、中国人オーナーによるクラブ買収とともに、移籍市場での存在感を高めている。だが、キャリアのピークにある点取り屋を獲得するうえで、ミランには金銭的なハードルが存在するという。

 ドルトムントは移籍金8000万ユーロ(約104億円)を要求。オーバメヤン自身も年俸1200万ユーロ(約15億円)を求めており、セリエA史上最高年俸に当たる800万ユーロ(約10億円)を準備しているミランとは、金銭的な開きがある。

 

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