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メッシは心遣いまで一流! 結婚式で余った食材や飲み物を慈善団体に全て寄付
6月末に地元ロサリオでサッカー界のスターを集めて結婚式
バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは2021年までクラブとの契約延長を更新するとともに、6月末には長年付き添っているパートナーであるアントネージャさんと地元ロサリオで結婚式を挙げた。サッカー界のスターが集まるパーティーとなったが、余った食材や飲み物などを慈善団体に寄付したとスペイン紙「マルカ」が伝えている。
アントネージャさんとの結婚式には「MSNトリオ」のウルグアイ代表FWルイス・スアレスとブラジル代表FWネイマール、バルサの下部組織時代からの盟友であるスペイン代表DFジェラール・ピケやMFセスク・ファブレガスといった面々が祝福に駆けつけた。260人とも言われる人数が集まったパーティーとなったが、結婚式の“あるある”話で食材や飲料が余ってしまう事態が起きたという。
しかし、メッシは慈善団体である「ロザリオ・フードバンク」に対して、全ての食材と飲み物を寄付することを決めていたとのことで、同組織のパブロ・アルグレイン氏は「貯蔵したものは全て我々のもとに到着し、管理されています」と話している。
ただ慈善団体のなかでもちょっとした“問題”があったようだ。それはアルコール飲料についてだという。「我々はソフトドリンクや軽食に関しては受け付けることはできが、アルコールはできないんだ。だからお金に変えることになるだろう」と同氏は話している。もちろんアルコールも無駄遣いにするわけでなく、同組織は地元のバーと連係することでお酒と現金を交換する仕組みにするとしている。
パーティーをやりっ放しにするだけでなく、食材の余り物も行き届くようにする――。プレーだけでなく心遣いまでも一流なメッシの振る舞いは、アルゼンチンの人々の心をほっこりとさせているようだ。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images