川崎が浦和を4発粉砕! 小林、阿部、長谷川の技あり弾…等々力沸かせた圧巻ゴールショー

ゴールラッシュの口火を切ったのは、エースストライカーのFW小林

 川崎フロンターレは、J1第13節未消化分となっていた5日の浦和レッズ戦で4-1と快勝し、2万2561人が駆けつけた本拠地の等々力陸上競技場を沸かせた。

 ゴールラッシュの口火を切ったのは、エースストライカーのFW小林悠だった。この日、今季初の4バックでスタートした浦和の守備は安定感を欠くなか、前半16分に川崎FW阿部浩之のパスを受けた小林が軽やかなターンで浦和DF遠藤航をかわすと、GK西川周作との1対1も制して先制弾を決めた。

 川崎はさらに同29分、MF中村憲剛が振り向きざまに正確なスルーパスを中央に通し、これに反応した阿部が左足のトラップから間髪入れずに左足を振り抜き、GK西川のタイミングを外す一撃。川崎の2点リードで前半を折り返した。

 後半に入ると浦和は、MF宇賀神友弥に代えてMF武藤雄樹を投入し、普段の3バックに戻したが、それでも川崎が主導権を握ってチャンスを作り出していく。後半28分にMF柏木陽介の右CKからDF槙野智章にヘディングで押し込まれて1点差となったが、それでも川崎の攻勢は衰えなかった。

 同35分、小林が裏のスペースに抜け出すと、浦和の遠藤がペナルティーエリア内で後ろから倒してPKの判定。決定機阻止と見なされた遠藤はレッドカードで一発退場となった。PKキッカーを務めた小林は、GK西川の動きを冷静に見極めて逆方向に蹴ると、ボールはポストを叩いてネットに吸い込まれ、川崎が3-1とリードを広げる。

 

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