浦和監督がサポーターに明言 「連勝できなければチームを離れる」と自ら退路を断つ
大宮戦の敗戦後、2勝1分6敗と失速
試合終了後の記者会見では「監督として選手に責任を押しつける気はない。責任は私にある。自分たちがどうすればいいのか考えるが、クラブも何か考えているかもしれない。靴が汚れてしまえば、磨くのではなく捨てられる。それがサッカーの世界だ」と自ら進退問題に言及して、クラブの判断次第では決断を受け入れることを示唆していた。
浦和史上最長6シーズン目の指揮となっているペトロヴィッチ監督だが、4月30日の大宮アルディージャ戦(0-1)で敗れてからリーグ戦で2勝1分6敗と厳しい成績が続く。次節の新潟戦は、この苦しい時期の最中にあった5月14日に6-1と大勝した相手であり、現在リーグ最下位に沈んでいるが、浦和とペトロヴィッチ監督には大きなプレッシャーがかかることになる。
【了】
轡田哲朗●文 text by Tetsuro Kutsuwada
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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