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“新型バッジョ”が王者ユベントス移籍へ! 年俸5年総額26億円で個人合意と伊メディア報道
移籍志願のベルナルデスキを巡る争奪戦
“次世代ファンタジスタ”が、王者ユベントス移籍で合意したことが明らかになった。フィオレンティーナのイタリア代表FWフェデリコ・ベルナルデスキが、ユベントスと年俸400万ユーロ(約5億2000万円)の5年契約で合意に達したと、イタリア衛星放送「スカイ・イタリア」が報じている。
フィオレンティーナのパンタレオ・コルビーノ強化部長は、ベルナルデスキが契約延長に応じずに移籍志願していることを明らかにしたが、すでにレフティーの移籍先は決まっているようだ。インテル、バイエルン・ミュンヘン、チェルシーが争奪戦に参戦するなか、ベルナルデスキはユベントス移籍ですでに合意。5年総額26億円の好条件で、白と黒のユニフォームに身を包むと報じられている。
現在クラブ間交渉が進められており、移籍金は4000万ユーロ(約52億円)で決着。フィオレンティーナは1000万ユーロ(約13億円)の成果ボーナスを要求する一方、ユベントス側は成果ボーナスの額を下げ、イタリア代表MFステファノ・ストゥラーロかベネズエラ代表MFトマス・リンコンの供出を申し出ていると報じられている。
華麗なテクニックを誇るレフティーは、すでにA代表デビューを果たしているが、先日のU-21欧州選手権にイタリア代表の一員として参戦。かつてマンチェスター・ユナイテッドのオファーを断った逸材は正確なFKも武器としており、イタリアメディアから「新型バッジョ」と称された。創造性に優れたファンタジスタ不在が嘆かれるイタリアサッカー界の希望と呼べる存在だ。
かつてフィオレンティーナからユベントスに移籍し、バロンドールに輝いた伝説のファンタジスタ、ロベルト・バッジョ氏の正統後継者は、来季イタリア王者で真価を発揮することになりそうだ。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images