浦和FW李の意味深ツイートに注目集まる 「対立あればこその深み」を引用…「腑に落ちた」
浦和は広島戦で4-3と劇的勝利 トンネルを脱した感もあるなか李がツイート
浦和レッズは昨年6月以来、1年ぶりの3連敗で迎えた1日のJ1第17節本拠地サンフレッチェ広島戦に4-3と勝利し、5試合ぶりの勝利を手にした。浮上のきっかけをつかんだなか、広島戦で途中出場のFW李忠成が4日に意味深なツイートをして注目を集めている。
広島戦の浦和は、前半終了間際にFW興梠慎三、MF武藤雄樹がゴールを決めて2-0で折り返した。しかし、後半は広島の反撃に遭い、FW皆川佑介に1点を返されると、後半から出場のFWアンデルソン・ロペスに2点を叩き込まれ、一時は2-3と逆転を許してしまう。ここから浦和が底力を発揮し、後半40分にFWズラタンが同点弾を決めると、見せ場はアディショナルタイムに訪れた。左サイドの低い位置でボールを持ったMF関根貴大がドリブルを開始。ゴール前を横切るように5人、6人とかわすと、最後はニアサイドを射抜く一撃をネットに突き刺し、浦和が4-3で劇的な逆転勝利を収めた。
浦和はリーグ戦では5月14日のアルビレックス新潟戦以来、5試合ぶりの白星。トンネルからようやく脱した感もあるなか、李は4日夜に次のようなツイートをしている。
「『対立あればこその深みである。妙味である。だから、排することに心を労するよりも、これをいかに受け入れ、これといかに調和するかに、心を労したい。』松下幸之助氏 すっと腑に落ちた言葉」
パナソニックの創始者で「経営の神様」とも称された松下幸之助氏の言葉を引用し、「すっと腑に落ちた」と表現した李。何に関する話かは具体的に言及していないものの、李にとっては心に染み入る言葉だったようで、リツイートの数も徐々に増えるなか、反響が広がり始めているようだ。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images