韓国代表の新監督決定! 協会幹部も認める「シン・テヨン」の人物像とは?

協会幹部はシン・テヨン体制を維持する意向

 同協会の技術委員会で委員長を務めるキム・ホゴン氏は、「シン・テヨン監督は代表コーチを経ているので、代表選手たちを誰よりもよく知っている。活発なコミュニケーション能力を持っており、短い時間でチームの雰囲気を高めることができる人物として評価した」と選定理由を語っている。

 指導者としての実績を買われたシン・テヨン氏だが、残り2試合で韓国代表をW杯出場に導くのが最低限のノルマとなる。同協会は、仮に最終予選でプレーオフ行きとなる3位に回ったとしても、「シン・テヨン監督体制を維持する」と明言。W杯出場を決めた後も続投させる意向だ。

 シン・テヨン新監督には大きな重圧がのしかかるが、裏を返せば指導者として最大の見せ場でもある。これを好機と捉え、W杯出場を勝ち取った暁には新たな道が開けるに違いない。

【了】

金 明昱●文 text by Myung-wook Kim

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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