ミラン加入目前のブンデス最強FKキッカー 伊紙に目標公言「エジルのようになりたい」

トルコ代表MFチャルハノールはすでにミラノ入り、伊紙「ミランのエジル」と報じる

 レバークーゼンからACミランへの移籍が決定的なトルコ代表MFハカン・チャルハノールは、新天地でアーセナルの“アシストキング”のような存在に成長することを目標に掲げているという。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が「チャルハノールがやって来た! ミランのエジルだ」と報じている。

 ブンデスリーガ最強FKキッカーの呼び声高いチャルハノールはすでにミラノ入り。ミラネッロのクラブハウスでメディカルチェックを進めており、順調に進めば、移籍発表を待つだけとなっている。

 ドイツ出身でドイツ国籍を持ちながらも、トルコ人の両親を持つためトルコ代表を選んだ23歳のチャルハノールは同紙に対し、「今は前を見て新しい挑戦に向かっていく」と語っている。

 記事によれば、ミランで果たしたい目標があり、それはブレーメン、レアル・マドリード、そしてアーセナルという3つのリーグでアシスト王に輝いたドイツ代表MFメスト・エジルのレベルまで自らを高めることだという。

「ドイツ人に感謝している。彼らのおかげで、サッカー選手になれた。トルコ人として代表でプレーすることは、誇りに感じている。エジルのような存在になりたい」

 アーセナルの11番エジルは、ドイツのゲルゼンキルヘン生まれながらトルコ移民3世で黒海沿岸にルーツを持ち、ドイツ代表でワールドカップを優勝。一方、チャルハノールはトルコ代表で戦っている。選んだ代表は違えど、23歳の司令塔はトルコ系ドイツ人の先輩の栄光を継承する決意を固めている。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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