現役引退のラームとアロンソ バイエルン監督からアシスタントコーチ就任の打診も拒否

アンチェロッティ監督が右腕として働くことを依頼 「彼らは断ったよ」と明かす

 バイエルン・ミュンヘンのカルロ・アンチェロッティ監督は、昨季限りで現役を引退した元ドイツ代表DFフィリップ・ラーム、元スペイン代表MFシャビ・アロンソに対してアシスタントコーチ就任を打診していたものの、これを拒否されていたことが分かった。英紙「デイリー・ミラー」が報じている。

 昨季ブンデスリーガで前人未到の5連覇を達成したバイエルンでは、アロンソの他、主将DFフィリップ・ラームも現役を引退。中心選手の2人が揃ってチームから離れることになった。

 アンチェロッティ監督はピッチ上の監督としてチームを支えた両選手に、自身の右腕として働くことを依頼したものの、いずれも断られたという。

「私はクラブを知る人間にアシスタントに就いてもらいたかった。今季終了前にフィリップ・ラームを説得しようとし、その後にはシャビ・アロンソの説得も試みた。彼らは断ったよ」

 その後、クラブOBの元フランス代表DFウィリー・サニョル氏の入閣が発表されたが、イタリア人指揮官にとっては3番手候補だったことが明らかとなった。

 ラームには一時、スポーツディレクター就任の噂も流れたが、本人が否定した。スパイクを脱ぐ二人の名手はどのようなセカンドキャリアを歩むのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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