プレミア王者チェルシーが手薄なCB補強、独代表DFと合意 移籍金最大49億円、年俸5億円

CBとサイドバックの両方でプレーできる万能DFリュディガーをチェルシーが射止める

 プレミアリーグ王者チェルシーがローマのドイツ代表DFアントニオ・リュディガー獲得で合意に達した。移籍金は最大3800万ユーロ(約49億円)になる見込みだと英紙「ガーディアン」が報じた。

 今季2季ぶりに王座へ返り咲きを果たしたチェルシーだが、キャプテンのDFジョン・テリーが退団。成長株だったDFネイサン・アケもボーンマスへの移籍が決まり、手薄となっていたセンターバック(CB)の補強は急務だった。サウサンプトンで日本代表DF吉田麻也と同僚のオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクやユベントスのイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチといった選手が獲得候補に挙がっていたなか、ドイツ代表に定着している実力者を射止めた。

 記事によれば、チェルシーはローマに3300万ユーロ(約42億4000万円)を初めに支払い、成果報酬として最大500万ユーロ(約6億4000万円)が上乗せされるという。年俸はおよそ400万ユーロ(約5億円)。コンフェデレーションズカップ参戦中のリュディガーは2日にチリとの決勝戦を控えているが、来週中にロンドンへ渡ってメディカルチェックを受けると伝えられている。

 CBとサイドバックの両方でプレーできる万能なリュディガーは、アントニオ・コンテ監督の下でレギュラーの座をつかむことができるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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