香川はドルトムントのアジアツアーから合流へ 去就不透明もリハビリは順調

シリア戦で左肩脱臼も手術の必要なし 13日からアジアツアーがスタート

 ドルトムントMF香川真司は日本代表として臨んだ6月7日の国際親善試合シリア戦で左肩を脱臼し、約1カ月の離脱となった。ドイツ地元紙「WAZ」は日本でオフを過ごす香川の現状をレポートしているが、リハビリは順調で手術の必要はなく、7月13日からのアジアツアーでチームに合流するだろうと報じている。

 ドルトムントは7月7日から新シーズンのトレーニングがスタートする。その後、13日から19日まで日本と中国へのアジアツアーに出発。日本では15日にJ1浦和とのフレンドリーマッチが予定されている。現在、日本滞在中の香川はこのアジアツアーでチームに合流することになるという。

 記事では、香川のリハビリが順調であることが記され、手術も必要なしとされている。ドルトムントは主力のドイツ代表MFマルコ・ロイス、MFマリオ・ゲッツェ、MFユリアン・ヴァイグルが長期離脱中。さらにポルトガル代表DFラファエル・ゲレイロもコンフェデレーションズカップで負傷するなど不安要素が多いが、香川は順調な回復を見せているようだ。

 香川はクラブとの契約が残り1年となり、その去就も注目されている。ドルトムント側は契約延長を希望していると報道されながらも、いまだ詳細は明らかとなっていない。U-21ドイツ代表MFマクシミリアン・フィリップら逸材も加わる新チームで、日本の背番号10を背負う男はレギュラー争いに加わることができるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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